R2015-2-2


久留米大学医学部医学科を卒業された学生さんへ

「医師国家試験の結果に影響を与える因子の解析」の研究に使用する情報について


この研究では、久留米大学医学部医学科を卒業し、医学部教務課および医学図書課(2016/10/28追加)に保管されている以下の情報を使用します。

  1. 研究期間:5年間(平成27年8月から平成32年3月まで)
  2. 研究対象者:平成16年度から平成26年度久留米大学医学部医学科卒業生
  3. 研究に使用する情報:医学部教務課保管の教務情報と医師国家試験の成績・医学図書課保管の図書館データ(在館時間、貸出冊数など)(2016/10/28追加)

あなたの情報を今後の医学教育の進歩のために研究に使用させていただきたくお願い申しあげます。研究の内容の詳細は以下のとおりです。

研究内容をよくお読みになり、もし研究にご協力いただけない場合は、お手数ですが下記の連絡先までご連絡ください。

研究ご協力の撤回受付は研究成果の公表前までとなります。ご了承いただけますよう、お願い申しあげます。

1)研究組織:所属:

久留米大学医学部医学教育研究センター

研究代表者:講師 柏木 孝仁
研究分担者:教授 神代 龍吉
教授 安達 洋祐

2)研究の意義と目的:

医学部で執り行われる医学生への教育は良き医師を育てるための人間教育と、医師として必要な知識と技能を身に着けさせる事を目的としており、必ずしも医師国家試験の合格だけを目標とするものではありません。しかしながら、現実的には、医学部を修了した学生が医師として独立するためには、医学部の所定の過程を修了するだけでなく、国の定める医師国家試験に合格することが絶対条件となっています。結果的に、医学部では医学教育を充実させる一方で、学生の医師国家試験受験の支援も行う必要があります。そこで本研究では医学部で執り行われる医学教育が医師国家試験の結果に与える影響についての解析し医学教育と医師国家試験の結果との相関性・関係性を研究することを目的としました。さらには、分析結果を考察し、様々な媒体(学内発表、学会発表、論文発表など)を通じて公開し、今後の医学教育の質をより高めていくこともこの研究の目的です。

3)研究の方法:

研究には医学部教務課の管理・所有する教務情報を使用いたします。大学で執り行われる各教育や学生の大学生活(部活動など)と医師国家試験の成績との相関、影響について統計的に解析を行います。

4)研究期間:

平成27年8月倫理委員会承認後~平成32年3月31日

5)上記の情報の使用を選定した理由:

医学部で執り行われる医学教育が医師国家試験の結果に与える影響についての解析し医学教育と医師国家試験の結果との相関性・関係性を研究するためにはこれまでの卒業生の教務情報が必要なためです。

6)プライバシー保護・人権保護・倫理的配慮について:

研究に使用する個人情報ついては取扱を限定し、当該研究のみに使用します。また成果公表の際には、個人を特定できる情報については全て匿名化します。情報の保管については、この研究で用いる情報は大学の教育業績に関するものであり、大学に継続的に管理・保管を行う義務があると考えられ、また大学の重要な情報資産の一部でもあります。今後の教育改善において、適時比較対象として用いる必要もあるため、研究終了後も全てのデータは医学教育研究センターにて厳重に保管いたします。

7)研究成果の発表の方法:

研究結果については、医学教育に関わる雑誌、学会、WEB等で発表いたします。ただし研究成果発表の際には全ての個人情報は匿名化いたします。

8)利益相反:

本研究は特定企業からの資金援助はありません。

9)事務局、問い合わせ、連絡先:

久留米大学 医学部 医学教育研究センター
教育一号館6F
主任研究者 柏木 孝仁
TEL:0942-31-7764 / FAX:0942-31-7765
http://csme.kurume-u.ac.jp